インドネシアのプルタミナ、2024年にバイオ燃料製品とエタノールの輸入拡大を計画

インドネシア国営エネルギー会社プルタミナのロゴ、2011年1月26日、ジャカルタで見られる。ロイター/スープリ/ファイル写真 ライセンス権の取得

［ジャカルタ、８月３０日 ロイター］ - インドネシアの国営エネルギー会社プルタミナ(PERTM.UL)は、国民に代替燃料を提供するため、２０２４年に自社のガソリン製品とエタノールの混合を増やす計画であると同社の最高経営責任者が月曜日に述べた。

ニッケ・ウィディヤワティ氏は国会公聴会で、同社はインドネシアで最も広く使用されているペルタライトというブランドの燃料製品である90オクタンのガソリンに7％のエタノールを混合する予定で、これにより燃料の品質が向上すると述べた。

プルタミナはまた、他の燃料製品におけるエタノールブレンドを5％から8％に増やす予定である。 ペルタマックスグリーン95と呼ばれるこの燃料は現在、インドネシアの2大都市であるジャカルタとスラバヤにある17の燃料スタンドでのみ提供されている。

糖蜜から作られるバイオ燃料の国内生産が限られているため、ペルタミナはエタノールを輸入する予定だ。

現在の国内の燃料用エタノール生産量は年間約63,000キロリットルと推定されている。 プルタミナはどれくらいの量を輸入しようとするかについての見積もりを示さなかった。

ニッケ氏は「われわれは依然としてガソリンを輸入しているため、輸入ガソリンの一部を排出量の点でより良いエタノールに置き換えているだけだ」と述べた。

プルタミナの広報担当者ファジャール・ジョコ・サントソ氏は、プルタミナのガソリンスタンドの数が来年バイオ燃料製品を販売するかどうかはまだ決定していないと述べた。

この計画がインドネシアの燃料補助金に影響を与えるかどうかも不明だ。 政府は現在、パータライトの価格を1リットルあたり1万ルピア（65.6米セント）に安定させるため、販売に補助金を出している。 ニッケ氏は、プルタミナは補助金の問題についてまだ政府と協議していないと述べた。

一方、ジョコ・ウィドド大統領は砂糖生産量を増やすために70万ヘクタールにサトウキビを植えることを目指しており、ニッケ氏はこれにより燃料用エタノール120万キロリットルの生産が可能になると述べた。

(1ドル = 15,235.0000ルピア)

フランシスカ・ナンゴイによるレポート。 編集：カヌプリヤ・カプール

当社の基準: トムソン・ロイターの信頼原則。